中小企業診断士の合格に必要な勉強時間は、一般的に約1500時間前後と言われています。
では、この時間数は他のビジネス系や法律系の国家資格と比較した場合、どのような位置づけはなるでしょう。
資格 | 勉強時間 | 合格率 (2015年度) |
---|---|---|
旧司法試験 | 約10,000時間 | ※1.50% |
司法書士 | 約3,000時間 | 3.9% |
公認会計士 | 約3,000時間 | 短答式 13.8% 論文式 10.3% |
弁理士 | 約3,000時間 | 6.6% |
不動産鑑定士 | 約2,000時間 | 短答式 30.6% 論文式 14.2% |
税理士 | 約2,000時間 | 18.1% |
土地家屋調査士 | 約1,500時間 | 8.8% |
中小企業診断士 | 約1,500時間 | 1次26.0% 2次19.1% |
社会保険労務士 | 約1,000時間 | 2.6% |
行政書士 | 約700時間 | 13.1% |
マンション管理士 | 約600時間 | 8.2% |
宅地建物取引士 | 約300時間 | 15.4% |
※司法試験は平成20年度より新制度のため平成19年度のデータ
一覧表のように、中小企業診断士は必要な勉強時間で比較すれば、弁護士、司法書士、公認会計士といったトップクラスの国家資格に次ぐグループに入る高難易度の資格ということになります。
ただし、中小企業診断士試験の特徴のひとつとして、人によって合格に必要な学習時間が大幅に異なることがあげられます。
理由は、試験内容がビジネスの現場に直結する内容であるため、ビジネス経験によって有利な科目があること(※特に金融系の仕事の方は財務・会計にアドバンテージ有り)、また、2次試験の内容が論理的思考力を問うものであるため、単なる知識のつめこみだけでは対応しきれないからです。
いずれにせよ、試験のプロのノウハウのつまった通信講座で、効率的な学習をすることが短期合格への近道ですね!